一人でも家族でも ほっとする昔ながらの宮前・そば処「たからや」

田無駅から徒歩5分、旧青梅街道に面したそば処「たからや」。
田無神社が目の前にあることから「宮前そば」と呼ばれています。
先代の父・安達博亮（ひろあき）さんが創業し、昭和36年に田無に移転。現在は、息子で2代目の伸一さんご家族が切り盛りしています。
 
開店当時の雰囲気を残す重厚な作りですが、地元の馴染み客が多く訪れます。
2代目として店を継いだ伸一さんは、もともと食べる事が好きで「好きな時に好きなものを。気軽にそばを食べてほしい」と話します。
 

 
店内で仕込む出汁をはじめ、手作りのほっとする味。
一番人気のメニューは、「ちいさな麺と丼のお得なメニュー」の「天丼と冷そば」（1,100円）。
つるつるシコシコの蕎麦は、歯ごたえ・喉越し共に良し。
天丼は、海老と野菜三種を店内で揚げ、創業以来注ぎ足してきた少し辛めのタレが、ご飯に染みてこちらも人気の一品です。
かつ丼や開花丼などのご飯物も充実していて、和風出汁の風味が効いた、そば屋ならではのカレーそばも。
冬の特別メニューには、なべ焼きうどん（1,150円）、みそ煮込みうどん（900円）など、体の芯から温まるメニューが登場予定です。
 

 
神社の前という立地もあり、時期によって目が回るほど忙しくなりますが「自分のペースで店を続けることも大切。年末は営業しますが年始はしっかり休みます」と安達さん。
「最近はリモート勤務なのか、平日のお昼に揃って来店する夫婦も増えた」とのこと。
身近な蕎麦屋としての存在は、昔も今も変わらないようです。
 

※取材協力：一般社団法人すだち
※すべて税込価格です。
※上記掲載内容は、2021年10月取材時の情報です。
※定休日や営業時間は変更になる場合があるため、直接店舗へご確認ください。