みんなのまち情報【北杉並/南杉並】

和菓子の素材やコンセプトを取り入れた洋風和菓子も提供『御菓子司 青栁』

西荻窪駅北口から徒歩約10分。善福寺川を越えて右手に見えてくるのが「御菓子司 青栁」です。
 

御菓子司 青栁_外観

 
正確な創業年数は不明というほど、長い歴史がある「青栁」が西荻窪にやってきたのは、昭和63年、5代目の時のこと。
開業当時は日比谷線の神谷町にお店を構えていましたが、周辺の再開発などで人通りが少なくなったこともあり、西荻窪の住宅地に移転しました。
 
現在は、6代目の青栁 繁治さん(下記画像・右)と息子で7代目の輝樹さん(下記画像・左)が親子二代、力を合わせてお店の看板を守っています。
 

御菓子司 青栁_6代目の青栁繁治さんと息子で7代目の輝樹さん

 
店頭には、どら焼きや、お団子、草餅や大福など定番の和菓子をはじめ、洋菓子のエッセンスも取り入れたお菓子なども並びます。
 

御菓子司 青栁_店内イメージ1

 
7代目輝樹さんは、稼業を継ぐために製菓の専門学校で学び、その後は小金井の和菓子屋で修行を積みました。
その経験もあり、和菓子の素材やコンセプトを取り入れた洋風和菓子も提供するようになったと言います。
 
もともとお菓子に使っていた小麦粉を米粉に置き換えた、グルテンフリーのお菓子も開発。
その中でも、卵不使用の「和三盆クッキー」(320円、税込み345.6円)が人気。
葛を使ったアイスキャンディーなど珍しい商品も輝樹さんのアイディアです。
 

御菓子司 青栁_店内イメージ2

 
数ある商品の中でも目を引くのは、季節のフルーツを使ったフルーツ大福。
今の時期は、定番のいちご大福(280円、税込み302.4円)と清見とポンカンのかけあわせの柑橘類「はるみ」を使った大福(260円、税込み280.8円)。
旬に合わせて、パイナップル、メロン、洋梨、ピオーネの大福も提供しています。
 

御菓子司 青栁_店内イメージ3

 
西荻みやげにピッタリなのは、パッケージに「西荻散歩」とデザインされている、どら焼き。
つぶあんの「おぎどら」(170円、税込み183.6円)と、コーヒー生地にコーヒー餡が入る「カフェどら」(170円、税込み183.6円)の2種類で、どちらもさっぱりとした甘さが特徴。筆者も手土産に購入しました♪
 

御菓子司 青栁_「おぎどら」と「カフェどら」

 
そのほか、一般的には夏場しか並ばない「ふまんじゅう」(190円、税込み205.2円)が、通年で販売されているので、こちらも人気だそうです。
 
最後に、お菓子をどんなシチュエーションで食べてほしいか伺うと、6代目繁治さんは「四季折々で時期に合ったお菓子がたくさんあるので、お友達と集まったときのお茶請けに楽しんでほしい」とのことでした♪
 
駅からは少し離れますが、日本の文化が好きな外国人の方も時々来られるようで、和菓子好きも洋菓子好きも目移りしてしまうような商品ラインナップがうれしい青栁。訪れる価値ありです!
 

店舗名 御菓子司 青栁(西荻窪)
住所 〒167-0043 東京都杉並区上荻4-10-5
TEL 03-3397-6101
営業時間 火曜日~土曜日 8:30~19:00 / 日曜日・祝日 8:30~17:00
定休日 月曜日

※定休日や営業時間は変更になる場合があるため、最新の情報は店舗へ直接ご確認ください。
※取材協力:(有)HOT WIRE GROUP
※全て税込価格です。
※掲載内容は2024年2月取材時の情報です。

関連記事

TOP