丼からはみ出るほどの穴子天『日本料理・ふぐ舗 にしぶち』

今回ご紹介するのは、JR阿佐ケ谷駅南口から徒歩5分ほどのところにある「日本料理・ふぐ舗 にしぶち」です。
 

 
天然のトラふぐ料理や会席料理などが楽しめるお店で、35年前にオープンしました。
姉妹店（本店）は創業44年の老舗小料理店、「磯料理・ふぐ にしぶち」。
こちらは阿佐ケ谷駅からすぐの一番街商店街にあります。
 
「日本料理・ふぐ舗 にしぶち」は、1階はカウンターとテーブル席、2階と地下にはそれぞれ個室があり、普段使いから特別な日の会食にも利用できます。
 

 
厨房を取り仕切るのは、2代目料理長の紺野徹さん。
学生の頃からアルバイトで「にしぶち」に勤め、料理学校を経て調理師免許、ふぐ調理師免許を取得。
日本料理店で修行を重ねた後、にしぶちに戻り、現在料理長を務められています。
調理科のある高校では講師もされていて、幅広く活躍されています。
 
「提供する料理が、お客様の心に刺さったとき、仕事をしていてよかったと心から感じる」と紺野さん。
90代のお客さんが1人で来店されて、「こんなに美味しい穴子丼を食べたことがない…」と涙を流しながら完食された際には、グッときて一緒に泣いてしまったというエピソードも。
 
昼の部のおすすめは、お手ごろ価格でいただける名物の「穴子丼」（1,760円）。
丼からはみ出るほどのふっくらとした穴子天に、たっぷりかかる秘伝のタレも格別です。
 
夜の部はこれからの季節、「ふぐ入り会席コース」（9,075円）がイチオシ。
会席料理に天然トラふぐも入ったコースで、季節の先付や焼物、裏ごしした白子餡をのせた茶碗蒸し、ふぐ刺身やふぐちり、〆の雑炊も付いた贅沢な内容です。
 

 
コロナ禍ではラーメンの提供も始め、リピーターが続出したそうですが、これからの時期は繁忙期ということもあり、一旦お休みです。
 
お店のInstagram（fuguho.nishibuchi）でも、積極的に情報発信をされている紺野さん。
「会席料理のイメージが強く、構えられてしまうことが多いので、SNSを活用して、少しでも身近に感じてもらえればと思っている。お一人からでも、会食でもぜひご利用ください」とメッセージをくれました♪
 

※定休日や営業時間は変更になる場合があるため、最新の情報は店舗へ直接ご確認ください。
※取材協力：（有）HOT WIRE GROUP
※全て税込価格です。
※掲載内容は2022年10月取材時の情報です。