老若男女気兼ねなく入れる『支那そば　たんたん亭』

今回ご紹介するのは、京王井の頭線「浜田山駅」から徒歩1分ほど、駅近のラーメン屋「支那そば　たんたん亭」です。
 

 
1977年に高井戸で創業し、現在は浜田山で営業しています。
店名は賛美歌の俗謡「たんたんたぬき」の歌から「た（他）」「ぬき（抜）」「淡々（たんたん）」＝淡々と自分流の味を追求し、他を抜き、商売繁盛したいと「たんたん亭」に決まったそうです。
創業当時の高井戸店には、100体近い信楽焼のたぬきが並んでいたとのこと。
 
店に入り出迎えてくれるのは店長の堀さん。お店に立って今年で8年です。
一般企業で営業職を20年されていましたが、オーナーの娘さんと知り合いだったことから飲食業界に転職。
そこから歴史ある「たんたん亭」の味を守り続けています。
 

 
「たんたん亭」のラーメンは全て醤油ベース。
透明感のある琥珀色のスープで、味にコクと深みがあります。
1番人気はエビワンタンと肉ワンタンが3個ずつ乗った「ミックスワンタン麺」（1,300円）。
3〜4割の人が頼む人気メニューで、ワンタンは毎日仕込む餡をお店で手包しています。
「東京」「ワンタン麺」でネット検索すると「たんたん亭」の名前が出てくるくらい、お店の看板メニューでもあります。
 
最近のラーメンはホロホロのチャーシューが多い様に感じていますが、「たんたん亭」のチャーシューは昔ながらの焼豚でやや固め。
ツルッとしたワンタンも、中細麺も、チャーシューも、スープとの相性がよく、とてもおいしい♪
ボリューミーに見えますが、ぺろっと食べられます。
 

 
「お客さまからの『おいしかった』の一言が日々の糧になっていて、特にお子さまの無垢な笑顔には癒されます。
お客さまは、お子さま連れのご家族から、お一人の女性、90代のご高齢の方と幅広く、老若男女気兼ねなくお越しいただけます。
カウンター9席の小さなお店ですが、『スタッフ一同お待ちしています！』」と堀さんはメッセージをくれました。
 

 
浜田山といえば、高級住宅地のイメージでしたが、駅周辺は賑やかで、飲食店やスーパー、個人商店もあり、商店街のお散歩も楽しめます。
お腹が空いたら、ぜひ「たんたん亭」へ訪れてみてくださいね♪
 

※定休日や営業時間は変更になる場合があるため、最新の情報は店舗へ直接ご確認ください。
※取材協力：（有）HOT WIRE GROUP
※全て税込価格です。
※掲載内容は2023年2月取材時の情報です。